レビューセッション2日目。だいたい要領はわかってきたのでスムースになってくる。スワンソンさんのアドバイスで、まず簡単な自分の略歴を伝えて、それから自分の目標(例えば写真集を出したいとか写真展を開きたい、雑誌に発表したい等)を伝えてからポートフォリオを見せてアドバイスをもらう、という手順だ。
この日はMary Virginia Swansonさんのレビューが非常に有益だった。彼女のことについては後ほど詳しく説明したい。
1日目、2日目とも通常のレビュアーの他に5人のレビュアーがFirst come First serve(先着順)方式でエクストラのレビューをやってくれた。
全てのレビューが終わったあとはまたもやCenter for Comtemporary Artの会場に行ってPhoto Auctionにたちあうことになる。
これは地元の人たちのチャリティーオークションで、レビューに参加したフォトグラファーや前回までのレビューに参加した人の中から活躍している人の作品などが取り上げられていて、ライブオークションと紙にビッドしていく方式の両方のオークションが行われた。
今回はレビューサンタフェを主催するCenterからのサンキューメールにオークションの出席者が少なくて申し訳なかったというコメントがはいっていたほど、参加者が少なかったようだ。
それでも、ライブオークションを見ていると、数万円から十数万円の額の単位で競り落とされていくので、これも日本ではちょっとあり得ないんじゃないかなぁという感覚だった。
僕はSkyEarthの作品を2枚和紙にプリントしたものを掛け軸仕立てにして出品した。サンタフェに行く前に細江さんの事務所で少し小さなサイズの掛け軸があるのを見て、お、これはかわいいなぁと思いさっそく摺り師の木田さんの所に相談しにいって制作したものだ。
主催者とのメールのやりとりで一枚500ドルにしたつもりが勘違いされて2枚セットで500ドルになってしまっていたので、しまった、と思ったのだがまあ後の祭り。
それでも250ドルからのビッドが5回くらい更新されて300数ドルで競り落とされたので、まあよしとしなければいけないだろう。
なにせ参加者が少なかったので、今回のレビューに参加したフォトグラファーの作品はほとんど売れ残ってしまったのだからラッキーな方だ。
作品を競り落としてくれたのは昨日のポートフォリオビューイングでも熱心に僕の作品を見てくれた夫妻で地元の彫刻家ということだ。ギャラリーも持っているそうでそこに飾るつもりだという話だ。
本物のオークションのような臨場感で行われるフォトオークション。
今年参加した写真家の作品のオークションは値段を書いた張り紙にベットを書き込んでいく方法でオークションされた。
僕の作品を競り落としていただいたのは地元の彫刻家ご夫妻。ご自分のギャラリーもあるのでそこに飾る予定ということだ。
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