レビューサンタフェを主催するCenterのスタッフLaura Wzorekさんにレビューサンタフェのことについていくつか質問をしてみた。
CenterはNPO なので、レビューサンタフェなどのイベントは参加費と行政からの援助によって運営されているのだそうだ。
レビューサンタフェのミッションは、写真家たちにより多くの観客に作品を見せて、批評、批判してもらってフィードバックをもらうことにより自分の作品について話すことになれていって欲しいというのがまず最初の目的だそうだ。
そして、他の写真家と交流をしたり、写真業界にどんな人たちがいるのかを知ってもらいたいというのも重要な目的の一つ。
そしてこのレビューの結果として、展覧会が決まったり、作品が売れたり、出版が決まったりという成果もしっかりと出ているそうだ。
レビューサンタフェは2001年から始められたそうだが、参加する写真家の審査を始めたのは2005年からということだ。最初はちょっとお高くとまっているんじゃないか、とか批判も多かったのだそうだがそれもだんだんと審査のメリットである参加してくれたレビュアーが質の高い作品を見ることができるという保証があることで次第に解消していったそうだ。
また、審査をすることで審査する人のフィルターがかかってしまうのではないかという懸念を解消する手段として審査する人は毎年変えている、ということだった。
もちろんレビューサンタフェはアメリカ以外の国の写真家にも広く開かれているイベントであって海外からの参加はいつでも大歓迎だそうである。
日本の写真家にとって、一番の問題は言葉の壁だろうと思うが、近親者に英語が出来る人がいればLodge Santa Feはツインルームなので二人でいっても宿泊費用は同じだ。サンタフェには日本語の通訳はいないのだが、アルバカーキにはいるかもしれないという。Centerもアルバカーキあたりで通訳がいないかさがすことのお手伝いはできるだろう、ということであった。
ただし、Centerのスタッフはほとんどボランティアでフルタイムではないのでメールでの連絡のレスポンスははっきり言って悪い。連絡を取るときはねばり強くゆっくりやることが必要だ。
サンタフェセンターホームページ
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