後藤繁雄さんとG/Pギャラリー主催のポートフォリオレビュー。
今回は東京都写真美術館IF アトリエで開かれた。推薦によって参加したフォトグラファーは10名。
レビュアーはDeborah Klochko(サンディエゴ美術館ディレクター)、Michael Hoppen(Michael Hoppen Gallery) 、保坂健二郎(国立近代美術館研究員)、竹内万里子(写真評論家)、中島英樹(グラフィックデザイナー)の各氏。
日本の写真家のポートフォリオはブックスタイルの人が多い。出版社へのセールスが多いせいかもしれない。
海外のレビューはシェル型のポートフォリオケースで見せる形式が一般的なようだ。ブックマットしてある場合もあるし、そのままプリントが入っている場合もある。オリジナルプリントのテクスチャーをきちんと見てもらうためにラップやシールされたブックに入れてプリントをみせることはあまりないようだ。
ギャラリストや美術館のキューレーターに見せることが多いため、すぐに展覧会のイメージやギャラリーでのセールスをイメージできるようなプレゼン方法になっているのだろう。
一つの写真プロジェクト(Body of Works)を見せるためのプリント数は大体15枚から40枚くらいが目安となる。これ以上のプリント数をもっていっても20分のわくだと見せるだけで終わってしまう。
一連のプロジェクトを見せて、自分のステートメントとゴールを説明し、レビュアーのアドバイスを聞く時間も重要なので、見せるプリントの数は十分吟味するべきだろう。
公式ウェブサイト
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