9月11~13に開催された上海アートフェアを駆け足で見てきた。
来年の上海万博を控えて上海の街は活気にあふれているように見えた。 中国アートの世界もバブルがはじけた、という話ではあるがこのアートフェアで見かけた中国人作家、韓国人作家の作品はどれも理屈抜きで面白くて見ていて楽しくなる。 現代アートの歴史も何もお構いなしの何でもありの世界でとにかく人よりめだつことをやるぜ、といったエネルギーに満ちあふれている。
このエネルギーに拮抗できる日本人作家は草間弥生だけでは、というくらいにすさまじい。ちなみに草間作品は8000万円ほどの売り上げをあげたそうだ。 中国、アジア、ヨーロッパ、アメリカなどから招待されたコレクターを集めたガラディナーパーティには300人を超える招待客が集まり、売るぜ、という主催者の熱気が伝わってきた。
まあ、ともかくもスナップをご覧ください。
アートフェア会場。よく見かける上海の写真にあるとおり、高層ビルがどんどん建っている。航空写真を見るとニューヨークのようだ。
シンガポールフリーポートの主催で開かれたガラディナーパーティ。お隣に座っていた方達は中国の投資会社の社員で顧客のためにアートへの投資のアドバイスを仕事にしているというはなしだった。日本を一歩出れば、アジア圏でアートへの投資のシステムが着々と整えられているのが如実に伝わってくる。やばいぜ、日本。
商談なのでしょうか。映画のワンシーンのような不思議な光景。
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