PHOTGRAPHER HALさんと最初に会ったのは福福星シリーズを撮影しているTokyo Decadanceの会場だった。その後フォトグラファーズサミットでもたびたび会うことになった。
3月に、HALさんから今年のレビューサンタフェに参加出来ることになったのだけれど,参加するかどうか迷っている,という相談があった。レビューサンタフェは事前審査のあるレビューで、選ばれた100人の写真家しか参加できないレベルの高いレビューである。2009年に僕が参加したときは、ウェイティングリストからくりあがっての参加だった。彼はストレートに審査に受かったのだ。そりゃー,ぜひ行くべきでしょう。とにかく借金してでも行く価値があるからと背中を押した。
先日、新宿ニコンサロンでHALさんの新作の写真展のオープニングパーティが開かれた。この新作を持ってレビューサンタフェにのりこむわけだ。新作は44inchサイズのペーパーにプリントした大きな作品だった。案内のポストカードで見せてもらったときはそんなに感じなかったのだがこのサイズで見ると、おおー、いけるかもしれないぞ,と感じた。昨年ニューヨークに行ったときにチェルシーなどのギャラリーで展示しているコンテンポラリーの写真作品はみな大きなサイズだった。まあ、大きなサイズがニューヨークのトレンドといってもいいように感じた。もちろん値段も高い。エディションは3~5。
HALさんのこの新作がチェルシーのギャラリーにあっても全然不思議じゃない。Centerのサイトで今年のレビュアーを調べてみるとチェルシーにあるJulie Saul Galleryがでていた。それに今年はMOMAのディレクターもレビュアーで参加する可能性があるという。
今年はさらにCritical Mass 2010で見事Top 50に選ばれた保坂昇寿さんも参加する。日本在住の写真家が二人も参加するのははじめてのことだと思う。
今年のレビューサンタフェでどんなことが起こるのか、本当に楽しみなことだ。
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