さて、わざわざ日本人にはあまりなじみのないヒューストンまで出かけていってポートフォリオレビューを受ける意味合いはどれほどあるのであろうか。
人によってさまざま、としか言えないだろうと思う。僕も,見てもらったレビュアーからの具体的な話は特になく、てごたえはあまりなかったように思う。ヒューストンフォトフェストというものがどういうフェスティバルなのか、とにかく見てみなくてはという思いが強く、創立者のフレッド・ボールドウィンさんとウェンディ・ワトリスさんご夫妻に話しをうかがい、ヒューストンという街の写真展を見て歩き、再会したレビュアーと話をしたり,新しく知り合った写真家やレビュアーと食事をしてうちとけたり、という時間をすごした。
ただ、フローティングレビュアーとして参加していたThe Center for Fine Art Photography(略してC4FAP)のディレクター、ハミダ・グラスゴーさんと知り合って、僕の写真を気に入ってもらうことができた。それからC4FAPのコンペに応募したり、個展のプロポーザルをしていく過程で、今年の7月から個展を開くことが決まった。時間がかかったので,ミーティングプレースの成果としての認識が薄かったのだが、C4FAPのフェースブックのファンページで改めて言われてみて、そうだったのだな、と感じる。
アメリカの写真家達もそうなのだが、とにかくコツコツとポートフォリオレビューに参加し,グループ展に参加し,自作のプロモーションを続けながら新作をとっていくという作業をし続ける他はない。
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