2010年6月19日土曜日

マンフレッド、ベン、ミュンヘン

今年はドイツと縁があるようだ。

昨年アルルでレビューしてもらったManfred Zollnerさんは現在ハンブルグでお仕事をされているのだが、出身はミュンヘン。ということで、週末はミュンヘンに戻ってくる、という。連絡したら、Micheko GalerieのMicheleさんのお宅と一駅の距離にお宅があるということで、自転車にのってブランチにやってきた。なんとものどかなミュンヘンの光景。こんなかんじで人がつながっていくのがおもしろい。

ManfredさんはさっそくfotoMAGAZINのオンラインウェブで僕の作品と展覧会の紹介をしてくれた。

fotoMAGAZIN写真展情報
fotoMAGAZIN作品紹介


僕のウェブサイトを見てコンタクトしてくれたベルリン在住の写真家Ben FueglisterさんはPiclet.orgというサイトを運営していて、個人的な見解から好きな写真家のリストを作っている。こういうサイトも面白い。
Benさんはヒューストンで知り合ったレビュアーで写真家兼ヨーロピアンフォトグラフィーという雑紙を運営しているアンドレアス・ミューラー・ポールさんとも知り合いだった。まあ、写真の世界はせまい、ということだろう。

Piclet.org

アンドレアスさんからは、ミュンヘンはどちらかというとドイツじゃなくてババリアだ。今度来るときはベルリンにおいでよ、というメールをいただいた。 ドイツも地方によっていろいろと文化の違いがあるのだろう。ヨーロッパはこういう地域による文化の違いが激しいところだ。ひとつの国といえどもいろいろな人種と言葉がまじりあっている。

Andreas Mueller Pohle

Equivalence

ミュンヘンはドイツの中ではとても豊かな地域だそうだ。街の中心街であるマリエンプラッツは条例で高層ビルがなく、のどかな雰囲気で観光客も多い。地下鉄、トラム、バスが発達しているので歩き回るにもすごく便利。 Micheko Galerieがあるテレジアンシュトラッセの界隈には、アルテ・ピナコテック、ノイエ・ピナコテック、ピナコテック・モダンなど4つの大きな美術館があって、ヒエロニムス・ボッシュ、ブリューゲル、クラナッハ、クリムト、エゴン・シーレ、印象派、アンディ・ウォーホール、デヴィッド・ラチャペルまでと行った古典から現代までのアートを楽しむことができる。

冬に行けば全てが真っ白になっているというくらいに寒い印象のあるミュンヘンだったが、僕が行った数日間は気温が最高30度を超えるような陽気だった。寒いのが大嫌いな僕をミュンヘンはあたたかく迎えてくれたわけで、ますますドイツに対する印象がよくなってしまった。

マリエンプラッツの広場の中心
ミュンヘンは自転車族が多い。歩道には自転車専用レーンがある。スカートを翻して颯爽と自転車にのる女性も多くて、思わず「突然炎のごとく」の自転車のシーンを思い浮かべてしまう。おばさまの自転車族もなんだかかっこよく見えた。
公園の中にあるビアガーデン。食べ物は持ち込みでもいいそうで、ピクニックのようなかんじで集まってきてビールを飲んでいる。

手にずっしりと重いビール。
プレッツェルのパン。
このビアガーデンの名物のスペアリブ。うまい。

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