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2010年12月10日金曜日

広尾アートフォトマーケット

西麻布の交差点から広尾よりのJ.P.C.インスタイル・フォトグラフィー・センターというスペースで産声をあげた写真のアートフェアがある。

日本で数少ないファインアートフォトを扱うギャラリーが集まって開催するThe JPADS Photography Show 20011(2月開催予定)の先行フェアとして開催されているものだ。名前からもわかるようにニューヨークで開催されるAIPADS the Photography Showを意識しているのだろう。
これまで日本ではファインアートフォトのマーケットが確立されそうでなかなか確立されてこなかった。

ぼくもかつて工作舎でてがけたオリジナルプリントショップJ1がなかなかうまく運営できなかったという痛い思い出がある。このショップは青山ベルコモンズの地下にあり、当時としては斬新なファッションからシリアスな写真家までのラインナップをめざしたショップであった。オープニング時には新正卓、与田ひろしといったファッション写真家と奈良原一高までが一同に展示されていた。

さてこのJPADS、呼びかけ人は元PGIのディレクター山崎信さん。そしてブリッツギャラリーの福川さんが音頭をとっているようだ。
くわしいいきさつは福川さんのブログをお読みいただきたいが、オリジナルプリントを買おうというコレクターにとってもっとわかりやすいマーケットをつくりたい、というのが基本構想。まったくもって同感だ。

いったい写真の値段というものはどんな価値付けからつけられているのか。そのことが写真を買っていただくお客様に納得されなければ継続的な購買にはつながらない。
アートを買うという行為は、自分の心を揺さぶった作品を独占できるという満足感、自宅に飾っておけば常にその作品世界とふれられるという心の栄養価、買った作家を認めたのは私だという優越感、タニマチ的な心情などなどいろいろな動機がおりこまれているだろう。
作品の値段は単なるプロダクトを買うという行為とは違う満足感とおりあうものでなければならないし、また買ったアートは世界(日本)でどのような位置にあるものなのか、という客観性もなければならない。
だからこそ、サザビーズなどのオークションの値段はアートの価値付けを保証するものとして重要視されることになる。

今回のJPADS結成がそうしたことの端緒になればすばらしい。12月10日〜12月19日までは第ゼロ会展示ということで5万円〜10万円の予算でかえるお手頃な作品が展示販売されている。ぜひでかけて見て欲しいと思う。

I.P.C.インスタイル・フォトグラフィー・センター


広尾・アート・フォト・マーケット第ゼロ回

福川さんのブログ記事

フォトクラシックの山崎さん。
ブリッツギャラリーの福川さん。
PGIの高橋さん。

6店の出展ギャラリー。

2009年9月16日水曜日

Tokyo Photoの評価

9月に行われたTokyo Photoについて、海外でも関連記事が出ているので、是非ご覧になってください。

http://www.artinfo.com/news/story/32565/debut-photo-fair-finds-strong-intere/

この記事によると、ツアイトフォトではMan Rayのプリントが30代のコレクターに売れたとあります。約540万円のプリントです。

また海外のギャラリーは初めての日本でのこのアートフェアに関して売れるか売れないかよりもこうしたイベントが日本で開かれて、継続されることに高い評価をもっているようです。

また、ブースがきれいだったことも高評価につながっているようです。確かにこの前のこのブログの記事にあるサンディエゴのBTBも1回目だと思うのですが、ブースの様子はずいぶん貧弱ですよね。日本人のきれい好きが功を奏したといえるかもしれません。

2009年9月3日木曜日

Tokyo Photo

パリフォトの東京版いよいよオープン。

開催までいろいろごたごたが各所から聞こえてきて本当に開催するのかなぁ、と思ってましたが、どうやら無事に開催にまでこぎつけて今日は内覧会でした。

いつのまにやらできていたベルサール六本木といういかにも六本木っぽいにおいがぷんぷんするセレブなかんじのビルの1階と地階が会場です。

このビルの場所は元は高級料亭だったような気がします。むかいのマンションに知り合いのデザインオフィスが2軒入っているので以前はよくきていたところ。

レイアウトはとてもいい感じに仕上がっていて会場内も見やす
くなっていました。プリントの値段は結構高いなぁ、と思いましたがこれで売れてくれればしめたものです。

2年、3年と続いて開催できればだんだんとひろがりがでてくるのでしょう。

ツアイトフォトの石原さん。いつもしぶくきめてられておしゃれです。1930年代のSPレコードのコレクションでDJをする、と熱く語られていました。
小山登美夫ギャラリーの小山さん。
ギャラリー21の太田さんとMichael Hoppen Galleryのマイケルさん。
マーティン・パーの写真はすぐわかる。
PGI の山崎さん。
9月に渋谷にオープンする禅フォトギャラリーのマーク・ピアソンさん。
ご存じ所幸則さん。
森の写真家・志鎌猛さん。
若手有望株の小山泰介さん。

最近FacebookでファンになったRose Gallery が出展していてびっくりした。Rose Shoshanaさん。


篠山紀信さんのプリントは100万円。カルメンマキの写真が懐かしい。
アニー・リーボヴィッツの不思議の国のアリスシリーズ。
AES+F。中国で人気があるらしい。