2011年1月27日木曜日

レビューサンタフェ、センターアワードの応募の仕方

Center主催のコンペやレビューサンタフェへの応募の仕方は少しわかりづらいかな、と思いましたので、もうぎりぎりになりましたがいちおう参考までに大体のエントリーの仕方を書いておきます。 ウェブも今年になって大幅に変わりましたし、毎年同じエントリーの仕方ではありませんが、まあ大体のかんじがわかっていれば来年もスムースに応募できると思います。

まずこのブログの右にあるCenterのサイトにいってください。

細かいところまで覚えきれないので、大体のかんじです。Centerの応募の仕方はかなりわかりにくいと思います。Paypalのシステムもまだ日本語サイトやサポートがしっかりしていないので、わかりにくいのですが、最近非常によく使われていて、Paypalでしか支払いができないこともよくあるので、登録しておくと便利だと思います。


Call for EntriesのところのClick here for more informationをクリック。

右上半円形のなかのApply Today をクリック

Entry Formが別ウインドウで開くのでそこに名前・住所・メールアドレス、応募する写真をアップロードするときのパスワードの設定・応募するアワードの詳細の記載などを行います。
右下のContinueをクリックして審査料の支払いのところまで進みます。審査料はPaypalかチェックを送る方法しかないのでPaypalにクレジットカードを事前に登録しておきましょう。
Paypalの支払いを終えて、Visual Serverのウェブに行きます。ログイン画面のところにPaypal Transaction IDを打ち込む欄がありますので、Paypalから送られてくる支払い明細のメールを見て、その中のTransaction IDを打ち込むとログインできます。
左の欄にエントリーしたアワードなどの項目があるので、各項目をクリックしてImageuploaderをクリックするとグリーンのBrowsボタンをクリックして写真データのアップロードを行います。


写真をアップロードするとサムネールが表示されて確認できます。
さらに、ステートメントとResumeが必要なコンペにはとなりのStatement&Resumeをクリックします。
名前とアワードなどのカテゴリーとプロジェクトのタイトル、メディア、プロジェクトのサマリーとステートメントを250ワード以内で書いたもののPDFをアップロードします。
PDF のアップロード画面。全て終わったら上のフィニッシュボタンを押してログアウトします。
Paypal はクレジットカードナンバーを打ち込むことなく、支払いのできるシステムです。現在各種コンペなどの支払いにこのPaypalが頻繁に使われますので、クレジットカードをPaypalに登録しておくと便利です。グーグルでPaypalで検索して登録画面にいってください。今のところ日本語の画面はないようです。
サインアップの画面から登録します。

おそらく日本でまだ普及していないので、とてもわかりにくいシステムになっていますが、クレジットカードを持っていればすぐ登録できます。登録したら、使用金額の上限枠を外す手続きをしておいた方がいいです。200円のチャージがあり、その後送られてくるクレジットカードの使用明細の200円のチャージのところに4つのナンバーが記されていますので、これを使って上限枠を外す手続きをしてください。この200円のチャージはあとで返金されます。

2011年1月26日水曜日

Centerのコンペのデッドライン迫る。

毎年開催されるCenter 主催のプロジェクトコンペティションなどの締め切りは明日1月27日までになりました。

毎年審査員が変わるので、各コンペの審査員を見ながら応募するのも一手と思います。

プロジェクトコンペティションはイギリス・テートのキュレーターとゲッティイメージのルポルタージュのディレクター代理、ドイツのKehrer Verlag出版のアレクサ・ベッカー。

他にもプロジェクトローンチ、キュレーターズチョイス、ディーラーズチョイス、エディターズチョイスの各アワードがあります。

レビューサンタフェの審査も同時だったと思いますので、参加予定の方は応募しましょう。会員になってから応募した方が料金的にはお得になります。

ウェブサイト

アリーン

すでに2回開催されているアリーン・スミスソンさんのオンラインエキシビションは応募した全ての写真を掲載するというもの。アメリカでは、この試みを民主的だ、という人もいる。応募した写真全てといっても何千何万という応募までいかないところにあうんの呼吸が働いているのかもしれない。
先着順あるいは抽選方式のポートフォリオレビューも審査のフィルターをとおさないところに味噌がある。大きなパラダイムシフトを迎えているこの21世紀に次の時代の寵児はどこから現れるか予断をゆるさない。写真を審査する側、価値付けをする側にとっても常に時代遅れになってしまう危険性をはらんだ時代だということもできるだろう。

アリーン・スミスソンさんのオンラインエキシビションはそこまで緊張感のあるものではないかもしれない。とてもリラックスしてみることができるテーマを選んでいることもあるのだろう。
1回目のファミリーというテーマは僕の手持ちのポートフォリオでははまる写真がなかったので、締め切りの日になんとか撮影した一枚だった。しかも天気の関係で当初撮影しようと思っていたものとは違うカットになってしまった。
それでも、アリーンさんからはいいんじゃない、サンキューというメールがあったし、Collectgiveを始めた写真家のケヴィン・ミヤザキさんがブログで紹介してくれた。実は自分の写真を他の写真家がほめてくれるのは、とてもうれしいことなのだ。写真の事を一番わかっているのは、写真家をおいて他にないから。

1月にロサンジェルスで開かれたPhoto l.a.にコラボして開かれたCenter 主催のReview LAも先着順のポートフォリオレビュー。
レビュアーもウエストコースト中心なのでぎりぎりで応募してもまにあった。

Photo l.a.の様子は2月19日発売のPHaT PHOTOに短いコラムが掲載されます。

Review LAの様子はアリーンさんのブログに今日アップされたのでぜひ見てください。

Review LAのスナップ

Kevin J Miyazakiさんのブログ
アメリカでは2世、3世も多いので日本姓の人も時々見かけるのだが、彼は全く日本語はしゃべらないようだ。2009年のレビュー・サンタフェのピア。

2011年1月12日水曜日

ローテク写真コンテスト

サンフランシスコにあるRaiko Photo Centerでおもしろいコンペが開かれます。

プラスティックカメラで撮影された作品のコンテストです。日本ではトイカメラって呼ばれているかもしれません。
Diana, Holga, Lubitel, Lomo, Banner, Anscoなどのメーカーで撮影された作品ということです。要はプラスティックのカメラとレンズで撮影されたもの。もっとプリミティブでローテクなものでもいいそうです。
そうしたローテクから生み出されたすばらしいプリント、今のハイテクカメラから生み出されたものじゃないプリントのコンテストです。

締め切りはもう迫っています。1月13日まで。時差があるので日本は少し有利。

10作品までエントリーOK。72dpiで長辺20.32センチ(8インチ)AdobeRGBで。ファイルは姓_名_タイトル.jpg(Smith_Jane_Pigeon01.jpgのように)
エントリーフィーは3作品で25ドル。追加作品1点につき5ドル。

以下のサイトからエントリーできます。最初にサイト下の方の支払いコーナーで支払いを済ませた後に、24〜48時間でお知らせメールが送られてくるので、そのメールの指示に従って応募してください。


http://raykophoto.com/?page_id=3338

2011年1月4日火曜日

Lenscratch第2弾

ロサンジェルス在住の写真家・編集者・ブロガーのアリーン・スミスソンさんのオンラインエキシビション第2弾が発表されました。
今回のテーマはyour Favorite 2010、昨年撮影した一番のお気に入りを応募して、というもの。
ずいぶんとたくさんの応募が今回もあって、見ていると楽しいですよ。冒頭はやっぱり人生でも一番ハッピーな瞬間、こどもの誕生です。

自分の作品の中からこの1枚、を選ぶのもなかなか修行になるのです。こうやってみんな腕を磨いている、と思って間違いないわけです。

残念ながら、今回も日本からの応募は僕とセリーン・ウーの2人だけでした。どうして日本から応募してみないのか不思議です。応募したらみんな掲載されるのにねぇ。

写真集のデザイン・編集をてがけるエリザベス・アベドンさんからも投稿があって全写真を2回も見て、面白かった、といってますよ。彼女はレビュー・サンタフェのレビュアーもしてます。

チャンスはいろんなところにころがってますし、参加することでセレクションのスキルアップができるなんて一石二鳥です。

応募している写真家のなかには、レビューLAに参加する写真家もいるようです。レビューLAはレビュー・サンタフェを主催するCenterがPhotoLAにあわせて開催する先着順のレビューです。

アリーン・スミスソンさんもレビュアーの一人です。


こどものいる人なら必ず見る、この写真。でもこれはうまくとれてますね。うちではこんなにはっきりしたアングルのはなかったです。

うちの4歳の娘はこの写真を見て「きれい〜」を連発してました。

エリザベス・アベドンさんのポスト。