渡邉さんがどのように作品制作をしていったかというお話をうかがった後に、その作品をどのようにしてファインアートフォトマーケットに売り込んでいったのかというお話は日本の写真家にとってはほとんど未知の領域だったと思います。
まず、ギャラリーにメールしたり、電話したり、さらに作品をドロップオフしても全く相手にされず、見てもらえなかったという話があり、結局アメリカのマーケットで売り込むためにはポートフォリオレビューに参加することがほとんど唯一のマーケットに参入できる機会だったという話がありました。
ヒューストンのミーティングプレースで、エリス島から撮影したマンハッタンの光景にワールドトレードセンターが映っていたことが当時のアメリカ人にとても深い印象を与えたことですぐに作品が買い上げられるという幸運もあったというお話でしたが、やはり渡邉さんのその後の作品作りの姿勢と他のポートフォリオレビューに積極的に参加されていったことがその後の渡邉さんのキャリアアップにつながっていったのだと実感されるようなお話が続きました。
ギャラリーとの契約の話、ウェブサイトの利用の仕方の話など盛りだくさんの内容で参加された方からの質問などを受ける時間をとれなかったのですが、歓談の時間に個人的に質問された方もいらっしゃったのでとりあえずよかったかな、と思っています。
水谷充さんのブログにも紹介されていますのでご参照ください。
写真・映像制作人 水谷充の私的視線





皆さんお忙しい中、本当にありがとうございました。
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